住宅用火災警報器の種類

 住宅用火災警報器の種類には、検知方法、取付方法、電源タイプがそれぞれに分類され、検知方法では、「煙式」と「熱式」の2種類あり、設置が義務付けられているのは「煙式」住宅用火災警報器です。
原則として煙式を設置してください。

 なお、取付方法が「天井取付タイプ」か「壁掛けタイプ」、使用する電源が「電池」か「家庭用電源」など様々な種類があり、取付方法や供給電源について定めはありませんが、住宅用火災警報器の品質を保証した、日本消防検定協会の鑑定マーク【NSマーク】の表示のされているものを購入時の目安としてください。

分類

検知方法

検知方法内容用途
煙式煙が住宅用火災警報器に入ると警報音(音や音声)を鳴らします。寝室・階段など
熱式住宅用火災警報器の周囲温度が一定の温度に達すると警報音(音や音声)を鳴らします。台所など
 耳の不自由な方は、光や振動を発する機器等を取付けることにより、音以外の方法で火災を知ることができます。

取付方法

天井・壁にネジで取付けるものと、フックで壁に引っかけるものがあります。

供給電源

 電源は、コンセントから取る方式や電池方式があります。
  • コンセント方式は、配線工事等が必要になるため新築・改築住宅に適用し、既存住宅については、電池方式をおすすめします。電池方式は乾電池の交換が必要です。電池切れ警報(音またはランプ)がでたら、電池交換時期をしらせます。
  • 住宅用火災警報器にも寿命があります。機種によって異なりますが、交換期限は概ね10年が目安です。(仕様書等で確認しておきましょう。)
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とかち広域消防局 更別消防署TEL:0155-52-2201FAX:0155-52-2032