介護保険制度とは

介護保険は、高齢社会を支える社会保険制度です。

 世界一の長寿国となった現在、だれもがいつかは介護が必要となる可能性があります。
多様化する介護サービスのニーズに対応し、保健・医療・福祉の総合的なサービスを提供するとともに、自ら介護サービス事業者を選択できる利用者本位のしくみとして、「介護保険制度」が創設されました。
 介護保険制度は、私たち誰もが必ず訪れる老後、その老後の最大の不安要因である介護問題に応えるため、40歳以上の国民全員がそれぞれ保険料を負担し、高齢者が介護を必要とする状態になっても尊厳をもって、自立した生活を送ることができるよう高齢者の介護を社会的にささえ合うことで、介護を必要とする方や家族の介護の負担を軽減することが目的の「助け合い」「支えあい」の制度です。
 現在、わたしたちの国の高齢化は急速に進んでいます。だれもがいつかは介護が必要となる可能性があり、寝たきりや認知症、虚弱などで介護が必要になる人も急増すると予測されています。
 そのため、「介護予防」を重視する仕組みへ制度を転換し、高齢者の自立を支援し、だれもが安心して暮らせる社会の実現をめざします。

誰が運営しているのでしょうか

 介護保険の運営は保険者である区市町村(更別村)ですが、国、都道府県(北海道)が重層的に支え合う構造となっています。
 役割として、国は、介護保険制度の設計を行い、都道府県は、介護保険の事業者の指定や指導を行います。区市町村は介護保険料の徴収、要介護認定、保険給付及び介護保険財政と制度の運営を行っていきます。
このページの情報に関するお問い合わせ先
更別村 保健福祉課 国保介護係 (福祉の里総合センター内)TEL:0155-53-3000FAX:0155-53-2111